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水辺の小さなビンテージビル
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お問合番号:10597 |
水辺不動産おなじみのレトロビル、ビル・リバーセンターに久しぶりの募集区画が登場だ。なんと水辺の2部屋が内扉で繋がった初めての間取タイプ。
ビル内通称302号室は、対岸のようすも窺える、約100mという程よい川幅を持つ「大川」に面した302号室と303号室(両室とも廊下から直接入室できます)が内扉で繋がっているので、コンパクトだが、使い方のバリュエーションは豊富だね。しかも3階なので護岸公園の花や緑はもちろん、行き交う船音やさざ波や魚の跳ねる音なんかも感じられる。船や水鳥の活動が停止する深夜から川の流れが止まり、逆さに風景を移す鏡のような早朝の静寂の中、思索の旅に出ることもできるだろう。
水辺不動産が管理しているのでリノベーションして、水辺の風景を活かした[riverside living office]にすることもOK。そしてco-creationしよう。
このビルも含めて1950〜70年代に建築されたビルが最近ひそかに人気なのは、建築主の愛情が設計者、職人の手間となって注がれているからだ。
なぜ愛情が注がれているのかって?
その当時は、テナントビルを満室にしてすぐに売却してしまうなんていう概念はなく、家主がずっと持ち続けるつもりで建てているからだと思うね。
例えば、釉薬タイルと横連窓の外観に1階と屋上部分の色ガラスブロックがアクセントに加えられていたり(ガラスブロックは2005年のセキュリティ工事のために撤去されたが、2016年に保管されていた材料の一部を丼池繊維会館のリノベーションに使用されている)、人研ぎ手摺の螺旋階段やモザイクタイルと特殊塗装を施した壁面、模様ガラスが入った木製建具などで構成された共用部には、必要最小限に抑えながらも建物へのこだわりが表れている。
つまり、建築当時の関係者の愛情が築後60年を超える現在でも継承されるのだ。
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合資会社マットシティ |
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06-6314-6408
大阪市中央区北浜東1-15 ビル・リバーセンター6階
大阪府知事(3)第54714号 |
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<情報登録日:2024-01-06 > |
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ファサード |
壁面のロゴ |
窓辺は2部屋にまたがる |
メインルーム |
サブルーム |
サブルームも廊下と直接つながる |
エントランスホールの螺旋階段 |
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